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チューブリンの微小管形成に関わるアロステリック制御:分子機構から神経科学へ
私達はリーダーの武藤悦子とテクニシャンの鮎川理恵を中心に、国内外のどのラボにも実現できなかったヒト組換え体チューブリンの発現・精製の技術を確立したグループです。この技術は現在、医学・創薬等、広い分野で利用されています。目下の私たちの目標は、チューブリンがGTP結合によって微小管を形成できるようになる分子機構を、上記の 技術と物理的な知見も援用して明らかにすることです。微小管の重合ダイナミクスは神経の発生や神経変性疾患の発症とも深く関係しているので、微小管形成の分子機構を明らかにすることによって細胞内で観察される現象の理解に寄与できます。

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